ミラノの高級百貨店エクセルシオール ミラノ(EXCELSIOR MILANO)とセレクトショップ、アントニア(ANTONIA)は11月末で提携を解消し、アントニアはエクセルシオールから撤退する。
2011年にエクセルシオールがオープンした当初からアントニアは同館のファッションフロアを運営していたが、今後はミラノ・ブレラ地区にある店舗の運営に専念する。
情報筋によると、アントニア撤退後はバイヤーのベッペ・アンジョリーニ(Beppe Angiolini)=イタリアバイヤー協会会長がフロアのプロデュースを手掛けるようだ。アンジョリーニ会長は1980年代から続くコンセプトストア、シュガー(SUGAR)を手掛ける人物としても知られる。
エクセルシオールはイタリアの百貨店チェーン「コイン」、マス向けに展開する衣料品店「OVS」を擁するグルッポ・コイン(GRUPPO COIN)社の傘下。OVSは2015年3月に上場している。