インスタグラム(Instagram)は7日、インサイト機能が利用できる全てのインフルエンサー(クリエイター)がスポンサー関係にあるビジネス(企業)アカウントとのタイアップ投稿において、「XXX(ブランド名)とのタイアップ投稿」というタグを表示できる機能を導入した。日本国内も対象となる。タイアップ投稿において、より高い透明性を実現する狙いがある。
同社としても、企業とのタイアップにおいて、それがタイアップだと分かるように、タグ表示を推奨していく。具体的には、同社が定める規約に反してタイアップ投稿であるにもかかわらず、タグつけをしていないアカウントを見つけた場合、タグ付けを依頼する通知を送るという。
同社は6月、海外で「タイアップ投稿」タグ機能を試験的に導入を開始。その結果、タイアップ投稿を実施する両者(企業と投稿するクリエイター)にとってメリットが大きいという判断のもと、今回の全面導入へ踏み切ったという。ウェブメディアで広告記事に「PR」表記を入れることが義務付けられたように、近年のSNSのビジネス利用の増加を受けて、いわゆるステマ投稿をなくす目的だ。