ファッション

フリークスストアの元名物プレスが手掛ける絶好調「フリーダ」第2弾発売

 フリークスストア(FREAK’S STORE)のオリジナルブランド「フリーダ(FREADA)」は11月18日、2シーズン目となるコレクションを発売する。同ブランドは同社の名物プレスだった小笠原希帆がディレクターとして立ち上げた。第1弾の夏アイテムをオンシーズンの7月14日に発売したところ、2カ月でプロパー消化率90%を超え、10月末までには完売。さらに売り上げの4割が新客によるもので、顧客獲得にも一役買っていると言える。好調を受け今回は、取り扱い店を14店舗から全30店へと切り替え、売り上げ目標も2倍に設定する。

 第2弾は、アフリカやタイの貴重なビンテージ生地などを取り入れ、よりエキゾチックなエッセンスを加えた。前回に続き、古着をベースにデザインしたアイテムも並ぶ。小笠原ディレクターは、「冬らしい色味よりも、冬にぐっと映えるように色鮮やかなアイテムをそろえた。手持ちのワードローブはもちろん、当店で売っている他の商品ともマッチする。コーディネートを引き立てるアイテムがブランドの強み」と話す。

 アイテムは全8型で、10型だった前回よりも一点ごとの数を確保。リアルフォックスファーを使用したミドル丈のコート(5万8000円)や、タイ・モン族のスカート生地をつなげた一点モノのガウン(5万2000円)、ワンショルダーニット(1万5500円)、アフリカンバティック生地を10枚剥ぎにした一点モノのスカート(4万7000円)、1980年代のメディカルコートから着想したワンピース(1万8500円)、1970年代のUSアーミーのヘンリーネックをベースにしたカットソー(1万1500円)、ワイドシルエットのスエットパンツ(1万4800円)、フランス軍のベストをベースにしたミリタリーベスト(1万6800円)を販売する。その他、「レッドウィング(RED WING)」の海外モデルのロングブーツ(5万4000円)やインディアンジュエリー(8900円~)など、「フリーダ」に合う雑貨なども取り扱う。

 11日からフリークスストアのオンラインストアと「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」で先行予約の受け付けを開始する。今後は卸も検討し、2019年度には上代ベースで売り上げ2億円を目指す。なお、第3弾は18年2月中旬に発売予定だ。

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