資生堂の連結小会社であるEMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)地域本社のルイ・デサザール(Louis Desazars)社長兼最高経営責任者(CEO)が退任した。後任は決まっておらず、エリック・アンリ(Eric Henry)最高業務責任者が暫定的に職務を代行する。
デサザール前社長兼CEOは1996年に資生堂のラグジュアリーフレフランス事業、ボーテ プレステージ インターナショナル(BEAUTE PRESTIGE INTERNATIONAL)の副社長として資生堂に入社し、その後2008年にナーズ(NARS)のCEOを経て15年に資生堂のEMEA地域本社の社長兼CEOに就任した。ヨーロッパやアメリカにおけるフレグランス事業の立ち上げやニューヨークにおける「ナーズ」の成長、「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE & GABBANA)」とのライセンス契約などを率いた。