免税店大手DFSグループ(DFS GROUP)の日本のトップに11月15日、ニコラ・ヴィレジェ(Nicolas Villeger)=マネジング・ディレクター(MD)が就任する。日本におけるMDは新ポジションで、日本市場のさらなる強化を目的に作られた。ヴィレジェMDの所属はDFSグループ本社(香港)になる。マイク・オーソリオ(Mike Osorio)=DFSグループ日本・アメリカ・パシフィック諸島地域プレジデントは「日本は観光およびラグジュアリー・リテールにおけるビジネスの機会がある。ヴィレジェMDの就任を機にビジネスをさらに発展させる」とコメント。
ヴィレジェMDの前職はテスラ(TESLA)・アジア圏副社長で、アジアで20年以上、「コーチ(COACH)」や「ロンシャン(LONGCHAMP)」「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」などで経営の一翼を担ってきた人物だ。「トラベル・リテールはラグジュアリー業界が成長する重要なカテゴリー。DFSグループの評価をさらに高めたい」とヴィレジェMDは語る。
DFSグループは現在、沖縄の路面店「Tギャラリア 沖縄 BY DFS(T GALLERIA OKINAWA BY DFS)」をはじめ、成田空港、関西国際空港、那覇空港内で店舗を運営している。