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東レ繊維事業4~9月期、衣料分野で低迷続く

 東レの2017年4~9月期の繊維事業は、売上高が前年同期比5.7%増の4228億円、営業利益が同2.7%増の355億円だった。自動車関連など産業用途の一部で需要が堅調だったものの、衣料用途は引き続き低調に終わった。
 
 全社では売上高が同9.5%増の1兆482億円、営業利益が同2.3%増の780億円、経常利益が同0.9%増の767億円、純利益が同11.0%減の475億円だった。売上高、営業利益、経常利益は上期としては過去最高額を更新した。

 通期(18年3月期)の繊維事業は、売上高9250億円、営業利益750億円を見込む。20年3月期を最終年度とする中期経営計画で掲げる糸綿、テキスタイル、製品の一貫型ビジネスを引き続き推し進めるほか、原価改善にも力を入れる。

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