腕時計とサングラスを主力アイテムとするユニセックスのアクセサリーブランド「コモノ(KOMONO)」が、日本初となる直営路面店を原宿にオープンした。同ブランドはラフ・マエス(Raf Maes)とアントン・ヤンセンス(Anton Janssens)の2人のアーティストによってベルギー・アントワープで2009年に設立された。ブランド名は日本語の“小物”からとったもので、日本本格上陸は2016年。価格帯は腕時計が8000~2万4000円、サングラスが8000~1万3000円。
このほどオープンしたコモノ東京は、全商品がそろう国内唯一のショップとなる。優しく緻密な木肌のバーチ材を使った内装は、光を浴びると淡い桜のような温かみのある色調となり、そこにスリットを加え商品をディスプレーするという特徴的な空間構成だ。店内中央に配置された2枚の大きな鏡パネルは回転式で、目にも楽しいインパクトを与える。
日本の正規代理店であるビヨンクール(BEYONDCOOL)の佐藤佳史マーケティングディレクターは、「『コモノ』の世界観を伝えるために、やはり直営店は欠かせない。既存のアントワープ店、ブリュッセル店に続く今回の東京店。そして今後もアムステルダム店、ロサンゼルス店、ブリュッセル2号店と直営店の出店はワールドワイドに続く」とコメント。
日本国内における「コモノ」の売り上げは、現時点で昨年比62.9%増。「旗艦店のなかった今まではサングラスを全アイテム展開できておらず、売上比率は20%に満たなかった。しかし世界市場ではサングラスが40%を占めており、コモノ東京でも同比率の売り上げを見込んでいる」。コモノ東京の初年度の売り上げ目標は5600万円。
■コモノ東京
時間:11:00~20:00
住所:東京都渋谷区神宮前3-20-21 1-A
定休日:無休