今年創業125周年を迎えたパリのブランド「ヴェイユ(WEILL)」の新アーティスティック・ディレクターに、マチルダ・カステロ・ブランコ(Mathilde Castello Branco)が就任した。2018-19年秋冬シーズンがブランコのデビュー・コレクションとなる。
ブランコはマルタン・マルジェラ(Martin Margiela)が「エルメス(HERMES)」のウィメンズ・アーティスティック・ディレクターを務めていた時代、マルジェラの下でデザイナーとしてのキャリアをスタート。その後、「ランバン(LANVIN)」で10年間、アルベール・エルバス(Alber Elbaz)の下で働き、「アザロ(AZZARO)」のアーティスティック・ディレクターを務めた人物。「ヴェイユ」で、同ブランドの伝統や歴史を受け継ぎつつ、ブランドに新たなインスピレーションをもたらすことに期待が寄せられている。
「ヴェイユ」は国内では14年春夏コレクションからサン・フレールが取り扱っており、小田急百貨店新宿店の他、全国の主要専門店で販売している。