資生堂は、アメリカ地域本社が保有するプレステージスキンケアブランド「リヴィーブ(REVIVE)」を米国のテングラム キャピタル パートナーズ(TENGRAM CAPITAL PARTNERS)に売却する。同ブランドは昨年12月にアメリカ地域本社が吸収合併した化粧品会社ガーウィッチ・プロダクツ(GURWITCH PRODUCTS)が保有していた。
資生堂は、メイクアップで「ナーズ(NARS)」「ベアミネラル(BARE MINERALS)」への集中投資や「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」の買収を実施してきた。また、スキンケアでは「SHISEIDO」「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE」、フレグランスにおいては「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE & GABBANA)」などを優先的に強化。こうした戦略を進める中で、「リヴィーブ」については、今回申し出のあったテングラム キャピタル パートナーズへ譲渡することが、最良の選択であるとの結論に達したことから、譲渡することを決めた。