ネスレネスプレッソ(Nestle Nespresso、アレクサンダー・シュネガー社長、Alexander Schoenegger)が販売するカプセルコーヒー「ネスプレッソ(NESPRESSO)」は、ミシュランの三ツ星または二ツ星を獲得するレストランをターゲットに開発したプロ向けコーヒー「エクスクルーシブ・セレクション」を日本市場に導入した。
希少な最高級ラインとして位置付ける「エクスクルーシブ・セレクション」は、ヒマラヤで収穫されるアラビカ豆を100%使用した“ネパール ラムジュン アラビカ”とタンザニアのキリマンジャロ山麓で収穫されたアラビカ豆のうち5%ほどしかないシングルビーンを100%使用した“キリマンジャロ ピーベリー”の2種類を用意する。
日本では11月8日、2007年から10年連続でミシュラン三ツ星を持つフレンチレストラン「カンテサンス(Quintessence )」が初の導入を始めた。岸田周三シェフが手掛ける「カンテサンス」は、素材の鮮度を優先したおまかせコース1つのみを提供するレストラン。今回は、食後の「エクスクルーシブ・セレクション」の提供に加え、コース内で、同コーヒーを素材として使用した“フォワグラのコンフィ”やコーヒーの味に合わせて作った“ソルベ アミ・デュ・カフェ”を提供する。
「エクスクルーシブ・セレクション」は昨年11月にヨーロッパでスタートし、フランスで三ツ星を獲得したヤニック・アレノ(Yannick Alleno)=シェフによる「パヴィヨン・ルドワイヤン(Pavillon Ledoyen)」やエマニュエル・ルノー(Emmanuel Renaut)=シェフによる「フロコン・ドゥ・セル(Flocons de Sel)」、スペインで三ツ星を持つマルティン・ベラサテギ(Martín Berasategui)=シェフによる「レストラン マルティン ベラサテギ(Restaurante Martín Berasategui)」、スイスで二ツ星を持つハイコ・ニーダー(Heiko Nieder)=シェフによる「ザ レストラン(The Restraunt)」といった複数のミシュランレストランで採用されている。
「エクスクルーシブ・セレクション」のコーヒーは、オーストリアのワイングラスのメーカー、リーデル (Riedel)と開発した専用のグラスで提供される。安定感のある厚いボトムが特徴のミニグラスは、熱いドリンクにも対応する耐熱素材や、舌と鼻から味と香りを直接味わえる曲線など、料理を味わうのと同様に楽しむように最大限に「エクスクルーシブ・セレクション」を楽しめる形に作れられている。