ファッション

9層からなるビル自体がまるでアート 「シャネル」銀座並木ブティック改装オープン

 シャネル(CHANEL)は12月1日、銀座並木通りの路面店をリニューアルオープンする。同店は、1994年にオープンした日本の路面1号店で、3年弱をかけて内外装ともにリノベーションした。

 9層からなる自社ビルの内、6層・476平方メートルを売り場で使用する。設計はピーター・マリノ(Peter Marino)が手掛け、「シャネル」を象徴する色である黒、白、ベージュをはじめゴールドを取り入れるなどフロアごとにキーカラーを設けている。自然光が入る1階は黒と白を基調とし、バッグとアクセサリーをそろえる。2階は木のフローリングにツイードを思わせるベージュのカーペットを敷き、シューズやアクセサリーを展開。3階ではプレタポルテとバッグ、ウオッチを、4階ではプレタポルテを扱う。8階には日本初となるトリートメントサロン「ル サロン ボーテ」が、9階には多目的使用の空間「ル サロン プリヴェ」が誕生する。

 黒と白のパネルで彩られたファサードには、リニューアルオープンを記念して2カ月間、アーティストの向井修二のアートワークを施している。店内にもさまざまな国のアーティストによるアートピースが飾られ、1階から4階のエレベーター前ではアンソニー・ピアソン(Anthony Pearson)によるブロンズのレリーフや、ハインツ・マック(Heinz Mack)による水墨画、グレガー・ヒルデブラントやローレンス・キャロル(Lawrence Carol)による絵画が飾られている。4階の試着室には山内雅夫によるアートピースを設置する。

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