マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)がオンラインビデオ講座のプラットフォーム、マスタークラス(MasterClass)に講師として参加する。マークは、ランウエイの作り方からブランディングまで全15レッスンを手掛ける予定だ。レッスンはマスタークラスのメンバー向けに2018年初めに公開される。
マークはレッスンの予告編で、「僕がキャリアをスタートしたころに知っておきたかったことを話すつもりだよ。このレッスンのコアは、テクニカルな手順を伝えること。ドレスに魅力を与えるテキスタイルについて教える回もあれば、テキスタイルの魅力を伝えるドレスについての回もある」と語った。
マスタークラスはスタンフォード大学を卒業したデイヴィッド・ロジェ(David Rogier)が15年に設立。これまでダイアン・フォン・ファステンバーグ(Diane von Furstenberg)や映画監督のマーティン・スコセッシ(Martin Scorsese)、プロテニス選手のセリーナ・ウィリアムズ(Serena Williams)などを講師に迎えてオンラインビデオ講座を配信している。メンバー登録は90ドル(約1万円)で受け付けている。
ロジェ=マスタークラス共同設立者兼最高経営責任者は、「マークが目指すのは、受講者が自分で服を作れるようになること。彼の制作過程を言葉で紹介するだけでなく、実践的学ぶことができる。自分が好きなものや意味のあるものを作るという意味では、彼のレッスンはどんな分野の人にも役立つと思う」と話した。