日本人初のスーパーモデルとして知られる山口小夜子が今年没後10年を迎えるに当たり12月3日、東京・青山のスパイラルホールで追悼上映会「宵待月に逢いましょう」が開催される。11時30分からの昼の部と15時30分からの午後の部の2部制で、各部共に上映後にフォトグラファーの下村一喜やメイクアップアーティストの富川栄らによるトークイベントが行われる他、山口小夜子と親交のあったフォトグラファーらの作品がロビーに展示される。また、来場者の中から抽選で10人に“小夜子メイク”を施すスペシャルプレゼントも用意する。上映作品は昼の部が「月 小夜子/山海塾」と「氷の花火 山口小夜子」の2作品、午後の部が同じく「氷の花火 山口小夜子」と「T-CITY」2作品の計3作品。チケットは前売り券が一般で3000円、学生で2500円、当日券は一般、学生共に3000円で全席自由席。
山口小夜子は1972年にパリ・コレクションにデビュー。欧米のファッションやメイクが主流であった当時、黒髪のおかっぱに切れ長の目を強調したメイクでランウエイを歩き白人モデルの間でも“小夜子メイク”として流行させた。
■山口小夜子没後10年追悼上映会「宵待月に逢いましょう」
日程:12月3日
時間:11:30~ / 15:30~
場所:スパイラルホール
住所:東京都港区南青山5−6−23
入場料:3500円