「GQジャパン(GQ JAPAN)」を発行するコンデナスト・ジャパンは11月22日、2017年に“圧倒的な活躍をした”男性を称える「GQメン・オブ・ザ・イヤー2017」の授賞式を東京アメリカンクラブで開催した。鈴木正文「GQジャパン」編集長が「納得できるような人選にした」と語る今年の受賞者は、元SMAPメンバーの香取慎吾、稲垣吾郎、草なぎ剛の他、俳優の斎藤工や長谷川博己、将棋棋士の佐藤天彦、F1レーサーの佐藤琢磨、ロックバンドRADWIMPSのボーカル兼ギターを務める野田洋次郎、芸人のロバート秋山ら計9人。
「トム フォード(TOM FORD)」のジャケットを着て登壇した香取は「新しい挑戦、人生を始めたばかりでこのような賞をもらえてとても嬉しい。全くのゼロからのスタートだと思っていたが、最近始めたSNSで世界とつながってみて、ゼロじゃなかったんだな、と感じた。この賞が終着点にならないように頑張っていきたい」とこれからの決意を表明。「ラフ シモンズ(RAF SIMONS)」のコートに「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」のシャツ、「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」のパンツで登場した野田は「今回受賞できたのは、音楽や映画など、一緒にモノづくりをして切磋琢磨してきたさまざまな人たちのおかげ」と感謝を表し、「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」のタキシードに身を包んだ斎藤は「いつか受賞できる日は来るのかな、と期待しつつも昨年末は芸人さんのモノマネをして絶叫したりと、ちょっと遠のいた気もしていた(笑)。ただ、水面下では映画監督など、いろいろな活動をしていて、そこを評価してもらえたのかな、と思っている」と今年の活動を振り返った。また、秋山は「『GQメン・オブ・ザ・イヤー』ということで男に生まれて良かった。自分を男に産んでくれた親の器用さに感謝したい。来年はコントももちろんだが、梅宮辰夫さんのモノマネにも磨きをかけるためにさらに日焼けしていきたい」と語り、会場の笑いを誘った。
「GQ メン・オブ・ザ・イヤー」はアメリカで1994年にスタートし、各分野で活躍を見せた人物に贈られる賞。既に各国で開催されており、イギリスでは俳優のジャレット・レト(Jared Leto)、オーストラリアでは俳優のクリス・ヘムズワース(Chris Hemsworth)らが受賞している。日本では今年で12回目を迎え、11月24日発売の「GQジャパン」1月号で、受賞者のインタビューとポートレートを掲載する。