眼鏡専門店チェーン、和真の新宿本館が約1年の工事期間を経て17年ぶりの全面改装を終え、11月23日にグランドオープンした。地下1階から4階までの5フロア構成で、木目を基調とした落ちついた内装にし、常時4000本以上をそろえる。リニューアルのポイントの一つは、新設した地下1階のセレクトフロア、セラーで、「ジャポニスム(JAPONISM)」「金子眼鏡(KANEKO GANKYO)」「ファクトリー キュウヒャク(FACTORY 900)」など個性的な日本ブランドを中心に16ブランドがならぶ。そして、4階の子ども用専門店、森のめがね屋さんも初の導入で、眼鏡を作る様子がガラス越しに見える工房を併設している。また、各階をつなぐ階段の壁面はギャラリーとし、来年1月31日まで、絵本作家ももろによる眼鏡と動物をテーマにした作品を展示している。
同社は、「大人から子どもまで、さまざまなライフスタイルの幅広い客層をお迎えできる店舗になった」と話す。
和真は、新宿駅から徒歩1分のエリアにならぶ新宿本館、女性のための和真 新宿レディースショップ、サングラス専門の和真メガネ 新宿アネックスの3店舗を合わせて、和真 メガネ新宿メガネタウンと称しており、徐々に進めてきたリニューアルが完結した。なお、和真の2017年1月期の売上高は92億3600万円で、グループ245店舗を運営する。