ファッション

伊藤忠が英「グローバーオール」の独占販売権取得 展示会開催中

 伊藤忠商事は、ダッフルコートで有名なイギリスのブランド「グローバーオール(GLOVERALL)」の独占販売輸入権を取得した。「レッドカード(RED CARD)」などを取り扱うゲストリストを通じ2018-19年秋冬シーズンから本格展開する。売り上げは小売りベースで初年度は5億円、3年後には20億円を目指す。

 日本では20~40代の男女をターゲットに、同ブランドの定番ライン“モンティ(MONTY)”のカラーバリエーションの拡充や軽量素材の新規採用の他、“モンティ”をより細身なシルエットに改良した新ライン“エリザダッフル(ELIZA DUFFLE)”の展開を開始する。ダッフルコートの価格帯は従来と変わらず7万~8万円。今後は百貨店や専門店、セレクトショップなどを通じて展開を拡大し、さらにSNS施策の強化でブランドの認知拡大を図る。

 同ブランドの本格展開に先駆け、プレ・フォール・コレクションの展示会をゲストリストで開催中だ。期間はウィメンズが12月8日まで、メンズが12月12~15日の予定。時間は10~18時。

 「グローバーオール」はハロルド・モリス(Harold Morris)とフリーダ・モリス(Freda Morris)が、1951年に創業。当時軍服用だったダッフルコートの素材やシルエットを改良し、タウンウエアとしたことで知られる。

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