ナイキ(NIKE)傘下の「コンバース(CONVERSE)」が“アーバン ユーティリティー(URBAN UTILITY)”ラインとイタリアのストリートウエアブランド「スラム ジャム(SLAM JAM)」およびアーティストのカリ・ソーンヒル・デウィット(Cali Thornhill Dewitt)とのコラボラインを発表した。
“アーバン ユーティリティー”ラインは、ゴアテックス素材を使用して耐候性を備えたシューズとウエアなど、全10アイテムを展開する。また、「コンバース」 × 「スラム ジャム」 × カリ・ソーンヒル・デウィットのコラボラインは全17型で、“アーバン ユーティリティー”ラインのアイテムをベースに使用しストリートテイストを加えた。デウィットの“Your Silence Gets You Nothing(沈黙からは何も得られない)”という言葉をフーディーやジャケット、Tシャツなどに複数の言語でプリントしたアイテムなどを展開する。
「顧客からの要望が高かった。ビジネスとしてアパレルには注力してこなかったが、これからは長く続けていく」とジョン・コロンナ(John Colonna)=コンバース グローバル・バイス・プレジデント兼アパレル部門ジェネラル・マネジャーは話した。また「2018年は、続々と発表がある」と、今後さらに広がることを示唆した。
両ラインは12月5日から「コンバース」のECサイトや一部店舗、キンフォーク(KINFOLK)などで販売する。また、「スラム ジャム」ではコラボラインのみ先行して11月28日から販売する。
“アーバン ユーティリティー”ラインの価格帯はコーチジャケット160ドル(約1万7760円)、ユーティリティージャケット400ドル(約4万4400円)など。一方でコラボラインの価格帯はTシャツ75ドル(約8325円)、ミリタリーフーディー110ドル(約1万2210円)、ユーティリティージャケット475ドル(約5万2725円)など。
「コンバース」は過去にもアパレルラインを発表しており、2016年9月には藤原ヒロシの「フラグメントデザイン」とコラボしたユニセックスラインを発表した。また、同時期から “コンバース エッセンシャルズ(CONVERSE ESSENTIALS)”を展開している。
なお、日本では15年からコンバースジャパンがメルローズと協業してアパレルブランド「コンバース トウキョウ(CONVERSE TOKYO)」を展開している。