紙面紹介

知らなきゃマズイ! 新時代の服作り

 12月4日発売の「WWDジャパン」は「新時代の服作り特集」です。革命的な繊維機械や素材が登場している今、知らなきゃマズイ!新たな服作りのキーワードを紹介します。表紙は兵庫県・西脇市を拠点に綿花畑や繊維工場までも自ら構えるファッションブランド「タマキニイメ(TAMAKI NIIME)」の玉木新雌デザイナーと酒井義範ブランドディレクターの2人です。

 特集内では、遺伝子工学と養蚕の工場化で日本産シルクの大規模な“スマート養蚕工場”を熊本県山鹿市に作った、あつまるホールディングスなどをはじめ、ITと衣服を融合させた“スマートウエア”の世界初の工場を福島に作るミツフジを紹介。一方、インターネットを使った縫製工場の“出会い系”サービスをうまく活用したブランドや究極の一人SPAを展開する「途中でやめる」など、独立系デザイナーの新しい動きにもフォーカスしています。

 ニュース面ではTSIホールディングスが子会社化したサンフランシスコ発「ハフ(HUF)」や、「シュプリーム(SUPREME)」など、大手企業のM&Aの対象として今価値を見いだされているスケートブランドにフォーカス。また、今秋のトレンドカラー上がった“赤”が実際に売れているのかを大調査。アパレルやガールズブランド、セレクトショップ、百貨店まで各社の売れ行きと意見を掲載しています。

 連載「ファッション業界人物列伝」には、「ジュンコ シマダ(JUNKO SHIMADA)」の島田順子デザイナーが登場します。パリを拠点に活動を続け、パリコレで36年以上ショーを発表し続ける島田。これまでのデザイナー活動からプライベートの話まで自身を振り返ってもらいました。

 人気コーナーの「ファッションパトロール」は安室奈美恵の引退発表にちなみ、「ファッション業界人の私がアムラーだった頃」を特集しています。ミニスカートやロングブーツなどファッションに大きな影響を与えた安室。当時、アムラーだった業界人たちのファンならではのエピソードや写真は必見です!!

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WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

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