三越伊勢丹ホールディングスグループの三越伊勢丹プロパティ・デザインは2018年4月、新商業施設のミーツ国分寺を国分寺駅北口に開業する。地上36階建ての再開発ビルの1~4階に出店するもので、約9000平方メートルに約50店舗をそろえる。店舗の構成などは未公表だが、衣料品、雑貨、飲食を中心にバラエティー豊かなコンテンツを目指す。
施設コンセプトは“ストア・フォー・アワー・ギャザリング(Store for our gathering)”。買い物や飲食を楽しむのはもちろんのこと、施設内に設けたスペースを活用して地域の人々がデイリーに集う場を創出する。ワークショップなどのイベントも開催予定だ。内部は、自然のぬくもりの中でゆったりとくつろげるサロンのような空間を演出する。人、モノ、コトの出会いの場となるような、“ちょっと上質なショッピングセンター”を目指す。店名のミーツには“出会う”だけでなく、ゆとりや潤いが“満つ(満ちる)”という意味も込めた。
三越伊勢丹ホールディングスは成長事業として不動産事業を推進しており、テナントリーシングのノウハウを活用した商業施設運営を強化している。ミーツ国分寺を足掛かりに、他地域でもテナントリーシング型の運営を拡大していく考えだ。