ファッション

皆川明や無印良品も参加するフィンランドのポップアップ

 2017年はフィンランド独立100周年だ。フィンランドはかつて、スウェーデンやロシアの支配下にあったが、1917年のロシア革命を機に民主主義国として独立。北欧では唯一、王室が存在しない国だ。アニバーサリーイヤーを記念して独立記念日の12月6日に、フィンランドのブランドが一堂に集まるポップアップイベント「ふぃんひゃく(FIN/100)」が「21_21デザインサイトギャラリー3(21_21 DESIGN SIGHT GALLERY 3)」でスタートする。

 このイベントは、フィンランドのブランドを展示販売するだけでなく、同国のデザインだけでなく“民主的”で“平等”なフィンランドの価値観や情報を共有する場として開かれる。

 参加ブランドはアルヴァ・アアルト(ALVAR AALTO)の家具で知られる「アルテック(ARTEK)」やテーブルウエアの「イッタラ(ITTALA)」や「アラビア(ARABIA)」、テキスタイルの「ヨハンナ・グリクセン(JOHANNA GULLICHSEN)」や「ラプアン カンクリ(LAPUAN KANKURIT)」などで、その他にもポップアップ限定の特別アイテムも販売する。

 期間中には、“100のできごと(100 EPISODES)”をテーマにフィンランドにまつわる大小100個の催しが繰り広げられる。フィンランドが大好きな「ミナ ペルホネン(MINA PERHOMEN)」のデザイナーである皆川明をはじめ、ノルウェー人デザイナーのダニエル・リーバッケン(DANIEL RYBAKKEN)、「無印良品」と「エル・デコ(ELLE DECOR)」のトークイベントや、さまざまなワークショップなどが開催される。
 
 会期は12月25日まで。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。