東京・表参道のセレクトショップ、アディッション アデライデ(ADDITION ADELAIDE)は今年15周年を迎え、12月15日に増床リニューアルオープンする。16日には、リニューアルを記念し「ヴェトモン(VETEMENTS)」からオリジナルデザインのオーバーサイズフーディーが50着限定で登場する。価格は9万8000円。
アディッション アデライデは2002年に“希少価値の追求、アートとの融合、ユニセックスとユーティリティ”をコンセプトにオープン。昨年25周年を迎えた姉妹店アデライデの増築(アディッション)の意味も持ち、「性別を超えた新しいマーケットを開拓する」ことを目指してきた。
今回のリニューアルは当初のコンセプトを踏襲しつつも、新たなステージに向け「ネクスト アディッション アデライデ」もコンセプトに、「デザイナーたちにインパクトを与える感動の発信拠点−―プラットフォームになることを目指す」。先日、来日したラフ・シモンズ(Raf Simons)も短い滞在期間の中で、アデライデを訪れてショッピングを楽しんでいた。
アデライデ、アディッション アデライデともに昨年は過去最高益を記録。今年も前年同期比2ケタ増で好調に推移しているという。理由は取り扱い店舗が少ない「ヴェトモン」のメンズを販売していることに加え、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「カルバン クライン(CALVIN KLEIN)」「ロエベ(LOEWE)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「ジバンシィ(GIVENCHY)」などのハイエンドブランドから、今注目の「ワイ プロジェクト(Y/PROJECT)」「カイダン・エディションズ(KWAIDAN EDITIONS)」などまでをそろえるセレクトの面白さが顧客や海外客から支持を集めていることが挙げられる。