「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」と「エンジニアド ガーメンツ(ENGINEERED GARMENTS)」の鈴木大器デザイナーがコラボブーツを発売する。17年1月のコラボレーションの成功を受け、「ドクターマーチン」が再び鈴木デザイナーに声をかけた形だ。
ダレン・マッコイ(Darren McKoy)=ドクターマーチンフットウエア・アクセサリー担当グローバル部門ディレクターは「このコラボレーションではユニークなデザインを通して両ブランドのDNAを融合させた。ストリートウエアとハイエンドな技術の組み合わせによってアイコニックな“チャーチ モンキー ブーツ”を進化させたかったんだ」と語る。
コラボブーツは、左右でアシンメトリーな素材使いが特徴で、アッパー部分にはペブルドレザーとスエード素材を使用。5ホールが「ドクターマーチン」の定番だが、同ブーツは6ホールとなっている。オックス・ブラッドとブラックの2色展開で、価格は225ドル(約2万5000円)だ。快適な履き心地を実現する「エアウェア(AIRWAIR)」と共同開発した中敷付き。12月16日、ニューヨークと日本のネペンテス(NEPENTHES)、および提携セレクトショップで発売した。
マッコイ=ディレクターによると、「ドクターマーチン」のコラボレーションの目的は、ブランドのDNAを新しい顧客に紹介することにあるという。「『ドクターマーチン』はこれまで、さまざまな顧客によって発展してきた。『ドクターマーチン』の靴を履く人は、それぞれ独自のスタイルで履きこなす。今シーズンは多様な商品を用意することであらゆる人々の需要に応えた。ブランドのバックグラウンドをつかみ、それを今後顧客となる新しい世代のためにあらためて解釈し直す。われわれは『ドクターマーチン』のDNAと新たなブランドモデルのバランスをとりながら、移り変わる時代に合わせていく」と述べた。