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メガネスーパーがM&A効果で売り上げ拡大

 眼鏡専門店メガネスーパーを中核とするビジョナリーホールディングスの2017年5~10月期決算の売上高は予想比3%増の105億7800万円、営業利益は同18%増の3億5500万円だった。

 同社は今年11月1日付で設立され、東京証券取引所ジャスダックに上場した。今年1月、富山県で22店舗を運営するメガネハウスの全株式を取得し、また同8月、シミズメガネの眼鏡小売事業(11店舗)を継承した一連の事業拡大が業績向上に寄与している。星﨑尚彦ビジョナリーホールディングス社長兼メガネスーパー社長は「“アイケアカンパニー”を宣言し、力を入れている目の健康を重視したアイケアサービスは他社より勝っている点で、売り上げにも貢献している。今後もお客様ごとの目の状況や生活環境に合わせたサービス、商品を拡充したい」と話した。

 アイケアサービスの充実を象徴するのが、11月23日に次世代型店舗の1号店としてリニューアルオープンした高田馬場本店だ。新しく夜間視力検査機器を導入し、40項目にわたる目の検査を行うことができるほか、検査前に首や肩のもみほぐしなどを施術する目のリラクセーションサービス(10分1000円)を新しく導入した。来年1月以降に2号店をオープンし、将来的に全店の20%を同様の業態に転換する計画だ。

 現在の店舗数は368。2期連続の黒字化を達成しており、18年4月期の売上高は予想比15%増の206億円、営業利益は同65%増の7億円を見込んでいる。

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