ビジネス

RIZAPがスポーツ店B&Dを買収 サッカーやランニング強化

 RIZAPグループは20日、子会社のRIZAPを通じてスポーツ専門店を運営するビーアンドディー(以下、B&D)を買収すると発表した。B&Dの親会社であるスポーツ専門店大手のヒマラヤが保有している全株式を1円で取得する。B&Dはサッカーやランニングを得意とし、首都圏を中心に27店舗を運営。RIZAPの健康関連事業との相乗効果が見込めると判断した。株式譲渡日は12月28日を予定する。

 RIZAPは自社でスポーツアパレルのプライベートブランドを開発したり、今年5月にはヤマノホールディングスからウインタースポーツ事業を買収したりと、この分野の強化を図ってきた。競技人口の多いサッカーやランニングに強いB&Dを傘下に加えることで、各種スポーツ用品の開発への波及効果を見込む。またRIZAPが持つウェブマーケティングのノウハウをB&Dに注入することで、既存店舗やECでの新規の顧客獲得も期待する。

 B&Dこの数年は赤字が続いていた。2017年8月期の業績は、売上高が前期比3.6%減の72億円、営業損益が2億9200万円の赤字(前期は2億9100万円の赤字)だった。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。