アトレは茨城県・JR土浦駅の駅ビル「ペルチ土浦」を日本最大級の体験型のサイクリングリゾート「プレイ アトレ(PLAY ATRE)」に再開発して2018年3月下旬にオープンする。
土浦駅は霞ヶ浦や筑波山など自然に接する全長180kmのサイクリングコース「つくば霞ヶ浦りんりんロード」のスタート地点に位置しており「プレイ アトレ」にはシャワーやコインロッカー、レンタサイクル、サイクルショップのほか、タリーズコーヒー(TULLY’S COFFEE)とイタリアの自転車メーカーである「ビアンキ(BIANCHI)」のコラボによる全国初のサイクルカフェを設置する。
修理やメンテナンス、洗車サービスのコーナーや、サイクリストと地元客の交流ができるコミュニティーゾーンを設ける他、ライドツアーやワークショップ、セミナーなど年間を通じたイベントも行い、自転車に関するあらゆるコンテンツが提供される。
「プレイ アトレ」は地下1階から地上5階までのビルに入り、3月下旬にオープンするのは地下1階と1階フロアのみ。「ペルチ土浦」から段階的に改築を行い、18年11月には2階と3階北ゾーンに人気飲食店の企画・運営を手掛けるバルニバービが、カフェやレストラン、クッキングスタジオを含む大型店「ステーション ロビー 土浦(STATION LOBBY TSUCHIURA)」を出店。さらに19年5月に2階南ゾーンに茨城の人気ショップを集めたローカルフードマーケット、19年秋以降には3階南ゾーンと4階、5階にはホテル「サイクリング ホテル(CYCLING HOTEL)」がオープンする。
東京から電車で最短49分の立地で、首都圏からの来客だけでなくアジア・ヨーロッパのサイクリストの集客も見込む。また、地元からの来客や交流を生み出すことで地域の活性化も狙う。