「セリーヌ(CELINE)」のクリエイティブ・ディレクター、フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)が同ブランドを退任することが明らかとなった。具体的な退任時期は未定だが、2018年3月に発表される18-19年秋冬コレクションが最後の仕事となる。
ファイロ=クリエイティブ・ディレクターは「バーバリー(BURBERRY)」への移籍がウワサされていたが、退任後はすぐに他ブランドへ移籍する予定はないという。また、ファイロの後任は数カ月以内に発表される予定で、それまでは、「セリーヌ」のデザインチームがデザインを担当するという
ファイロ=クリエイティブ・ディレクターは「『セリーヌ』で働けたこの10年間はとても貴重だった。また、優秀なチームと働けて光栄だったし、これまで関わってきた全ての人に感謝したい」と語った。
「セリーヌ」を擁するLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)のベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼最高経営責任者は「フィービーは『セリーヌ』にとって重要な10年間を築いてくれた。同ブランドの新たな1章がこれから始まり、今後の成功も確信している」とコメントした。