ファッション

コレクションに見る2018年春夏のジュエリートレンドは?

 まだまだ寒い日が続いていますが、年末年始のセールが終わると同時に店頭には春の立ち上がり商品が並びます。ジュエリー好きの私は、ウエアのみならずジュエリーをコーディネートにどう合わせるかを考えるのが好きです。同じ格好でもジェエリーを着けているのと着けていないのとでは、全然見え方が違ってくるから不思議です。リラックスしたシルエットの服でも洗練されたジュエリーを着けるだけで、カジュアルになりすぎずに全体的メリハリのある印象に見えます。

 各都市のコレクションをチェックしている中で、特にパリブランドのジュエリーのコーディネートは新たな気づきがあり、参考になります。ここ数シーズン、ボリュームのあるジュエリーがトレンドですが、2018年春夏シーズンもその傾向は続きそうです。中でもバングルやブレスレットに注目しています。特に「セリーヌ(CELINE)」の大ぶりのシルバーとレザー、ゴールドのバングルを重ねたスタイルはとても洗練された印象。これだったらシンプルなTシャツ1枚でもサマになります。

 「ディオール(DIOR)」のようにレディーライクなドレスには、あえてミサンガのようなブレスレットや、クラフト感のあるレザーの素材の素朴なタイプを合わせるのが新鮮です。マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)が「ディオール」のアーティスティック・ディレクターに就任してから数シーズン提案している人気のチョーカーは、長めのネックレスと重ね付けするのも今季らしいです。

 また、耳元では「サンローラン(SAINT LAURENT)」のイヤリングがイチ押し。大ぶりかつフェミニンで、どんな格好でも意外と合わせやすく、洗練さが一気にアップしそうです。

 春夏シーズンは腕まわりや胸元を見せることが多いですが、カジュアルな恰好や腕まくりしたシンプルなシャツに存在感のあるジュエリーを合わせるだけでスタイルがワンランクアップします。春夏のウィッシュリストにウエアのみならずジュエリーも入れてみてはいかが?

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。