コーセーは2018年2月16日、ハイプレステージブランド「コスメデコルテ(DECORTE)」のメイクアップラインを全面刷新し、「コスメデコルテ ポイントメイクアップ」として生まれ替わる。新アイテムを導入するなど25品目147品種をそろえ、全国の百貨店や専門店の他、海外でも順次発売する。
「コスメデコルテ」は、コーセーの重点グローバルブランドとして位置付けられ、シリーズを集約するなどシンプル化を図っている。今回のメイクアップラインの刷新もその一環で、現在「AQ MW」シリーズの中で展開しているメイクアップを「コスメデコルテ」に集約する。
「ポイントメイクアップ」は、光と影、透明感をコントロールし、骨格に沿って自然な艶を与えることで“輝きのグラデーション”を実現する。それをかなえるのは新開発のヴァチュリアスパウダーで、素肌の質感に近く素肌の状態よりも透明感のある明るい仕上がりを演出する。メーンアイテムとなるクリームベースのマルチハイライター「ディップイン グロウ」は、メイクアップとスキンケアをつなぐアイテムとして訴求。触れた瞬間に体温でとろける新質感で、スキンケアをした直後のように自然な艶のある肌をかなえる。
その他、ヒットアイテムの単色アイカラー「アイグロウ ジェム」は、これまでの10色展開から30色に拡大。単色使いはもちろん、2~3色を組み合わせたグラデーションもより奥行きのあるものが可能になる。チーク「クリーム ブラッシュ」は、ふんわりした独特の感触である「アイグロウ ジェム」の技術を応用したもので、しっとりとした艶感、ハリや透明感のある血色感も演出する。
パッケージは、ピンクゴールドとブラックを基調とし、ブランドが大切にする高級感や華やかさ、女性らしさを表現。光にディップしてとろけたような曲線がポイント。手に持ったときのフィット感や開閉時の容器の感触にもこだわっている。価格は500~5500円。
店頭ではiPadを使用した新ポイントメイクアップ専用アプリ「メイクシミュレーター」を用いたメイクカウンセリングを実施。4つの質問事項からユーザーに最適な色を選ぶ「自分に似合うカラー選ぶ」モードと、ユーザーが興味のあるアイテムと色を自由に試すことができる「自分が気になる色を試す」モードで、一人一人に合ったアイテムやカラーを提案していく。