ファッション
連載 ファッション&ジム中毒のエクササイズ

女子力は高いのに超ハード!! ベイクルーズのバレエレッスン

 編集部員さえあきれる(!?)ファッション・ヴィクティムで、ここ数年はやっぱりあきれられるほどジムホリック(ジム中毒)な「WWD JAPAN.com」編集長が、オシャレ化が加速するエクササイズ業界に潜入!カラダを張ってエクササイズを体験し、長年の経験からオシャレ度をジャッジします!2回目は、ベイクルーズが仕掛けるハリウッドセレブ御用達のバー・エクササイズ!!普段は男子禁制のシークレット・ゾーンに忍び込みました。

 ファッションの視点からエクササイズをレポートする連載ゆえ、この企業とフィットネスはハズせません。その名は、ベイクルーズによる「カーディオ・バー(CARDIO BARRE)」。2017年4月日本に上陸したエクササイズは、1号店の東京・自由が丘に続いてこの冬、2号店を渋谷にオープンしました!というコトで通常は女性限定のエクササイズですが、無理を言って(!?)自由が丘店に潜入!ちなみに、日頃ジムで「ステップ」というスタジオレッスンに出ているので、足には自信があります(笑)。テニスをやっていた学生時代からふくらはぎ自慢のパーツだし、それより前は器械体操をやっていたので柔軟性だって悪くない。開脚して、体がベッタリ床につく40代男子はそんなに多くないのでは?と思っています。

絨毯&バーの異空間にドキドキ。ピンクのダンベルで女子力高め

評価★★★★

 自由が丘店は、駅から歩いて数分の好立地。中に入ると、フカフカの絨毯にバーが並んでいて、それだけでテンションが上がります。バレエはトウシューズを履くのでしょうが、「カーディオ・バー」は裸足でエクササイズ。タオルと水(オシャレなオリジナルラベルです)、それに女子力高めなピンクのダンベルを用意して、エクササイズスタートです!

 自由が丘店の大塚麻衣子・店長は、金髪&ピンクのスポーツブラに、トレンディな赤リップ!一方でハラの細さと、ふくらはぎの盛り上がりにドキリとします(笑)。

さっきまでの女子力はどこに⁉男子顔負けのハードレッスン

評価★★★★★

 脚力と柔軟性には自信があったので、今回はビギナー向けのスタータークラスではなく、慣れてきた人を対象にしたレギュラークラスを受講です。そしてレッスンを受け始めて5分、早くも「スタータークラスにしておけばよかった……」という後悔が始まりました(笑)。見た目の女子力とは裏腹に、エクササイズのキツいこと!足を伸ばせば大臀筋(お尻の筋肉)に刺激が走り、バレエ特有の“フォフス・ポジション(片足のかかとを、反対の足のつま先部分につけて直立する姿勢)”を取れば、ふくらはぎと背中に緊張が!そんな中、大塚店長の大声が響き、足を開いたり閉じたり、上げたり下げたり、出したり引いたり、右に回したり左に回したりのエクササイズがず〜っと続きます。このレギュラークラス、1時間の消費カロリーは800〜1000kcalとのこと。正直、「んなワケない」と思っていましたが、早くも「大いにあり得る」にマインド変更ですw。

 ただ、大塚店長の叱咤激励(「叱咤」が若干多め)はもちろん、アップテンポな音楽のおかげで、メチャクチャつらいけれど楽しさも多く、カラダからはあっという間に汗が吹き出て、絨毯を濡らします。さらにはダンベルを使って負荷をかけ、下半身はもちろん、上半身も追い込んでいくというドSぶり。バレエも相当ハードだと聞きますが、「カーディオ・バー」は下腹部、お尻、内腿、ふくらはぎ、そして二の腕に効きまくり!スゴいです。

効率的ながら負担は少なめ。これが新興エクササイズの特徴か?

評価★★★★

 このエクササイズの優れたところは、ジャンプなどの動作がほとんどないため、関節への負担が少ないということ。確かに周囲には、ダンスレッスンを受けすぎて腰とか足裏に“爆弾”を抱えているジム友が大勢いますが、「カーディオ・バー」では、その心配は少なそう。そもそもリチャード・ジオーラ(RICHARD GIORLA)創設者は、ケガに苦しんだトップダンサーとして、関節への負荷が少ない「カーディオ・バー」を考案したそうです。

 この連載を始めるにあたり、いろんなエクササイズにトライしている真っ最中ですが、どうやらこの「効率的、だけど負荷は最小限」は、ニュー・エクササイズの共通点かも。ちなみに渋谷店に通えば、同じくベイクルーズが手がける“美しくなるフィットネス”の「ビービーヴィ オラ(B・B・V OLA)」の加圧パーソナルやストレッチ、エステを特別料金で利用できるそう。ワンストップでさまざまなボディー・メンテナンスができるのは、やっぱり効率的、効果的、そして魅力的です(「ビービーヴィ オラ」の体験レポートは後日!)。

 今回は特別にご案内いただきましたので、さすがに更衣室までは覗きませんでしたが(苦笑)、入り口はウッディーな壁やホワイトのタイルでオシャレ感高め。写真で見る限り、ロッカーも清潔です。

PROFILE:「WWD JAPAN.com」編集長。基本は毎日19時までに退社。そのあとは東京、神奈川のジムを訪れ、「ステップ」と「エアロビクス」、それにいまだ好きになれない筋トレばっかりの40歳。好きなトレーニングウエアは「アディダス バイ カラー(ADIDAS BY KOLOR)」、スニーカーは見た目重視の「リーボック(REEBOK)」の“ポンプヒューリー”、シャワーの後のアメニティは「キールズ(KIEHL’S)」、それらを詰め込むドラムバッグは「マルニ(MARNI)」×「ポーター(PORTER)」。毎日「よくばり弁当」の大盛りを食べながらも、体脂肪率は11%をキープ

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。