「フランク ボディー」公式インスタグラムアカウント(@frank_bod)から
「フランク ボディー」公式インスタグラムアカウント(@frank_bod)から
「オリジナル コーヒー スクラブ」16.95オーストラリアドル
海外のSNSでは最近、コーヒーの豆を全身に塗りこむボディースクラブが話題を呼んでいる。シャワーで真っ黒になった姿をセルフィーする投稿がはやっている。中でもオーストラリア発のボディーケアブランド「フランク ボディー(FRANK BODY)」が発売しているボディースクラブが人気だ。
「フランク ボディー」の「オリジナル コーヒー スクラブ」はロブスタやアラビカのコーヒー豆とコーヒー豆油を配合。コールドプレスのアーモンドオイルが肌を保湿し、しっとり仕上げる。パラベンやミネラルオイル、シリコンなどを一切使用しておらず、さらに動物実験なども行っていないクルエルティーフリーな製品だ。コーヒー豆は古い角質を取り除く他、カフェインが血流を促進し、コラーゲンの生成を促す。さらに、多くのスクラブ製品に含まれ、環境に悪いとされているマイクロビーズを使用していない。
「フランク ボディー」はPR会社、レコード会社、カフェで働いている4人がサイドプロジェクトとして2013年1月にはじめた。ボディスクラブの他、フェイススクラブや洗顔、ボディーオイルなどをそろえている。そこでブランドの爆発的なヒットの要因について、ブリー・ジョンソン(Bree Johnson)共同創設者に聞いた。
READ MORE 1 / 1 スクラブの累計販売個数は100万個突破
WWDビューティ(以下、WWD):ブランド立ち上げの経緯は?
ブリー・ジョンソン「フランク ボディー」共同創設者(以下、ジョンソン):一緒に立ち上げたスティーブ・ラウリー(Steve Rowley)がカフェで働いていて、お客さんにボディースクラブ用に豆が欲しい、という要望があったことが始まり。調べてみるとコーヒーには肌を整える成分が含まれているが、コーヒー配合の製品がないことに気づき、自分たちでコーヒースクラブを作り始めた。
WWD:ブランド名の由来は?
ジョンソン:ビューティ業界にはデタラメや大げさなプロモーションが多いことから、フランク(正直)なブランドを立ち上げたいという思いがあった。そこから「フランク ボディー」という名前を選んだ。
WWD:ブランドのコンセプトは?
ジョンソン:全ての製品には100%自然由来成分を使用している。カフェイン濃度が高いロブスタ豆からアラビカ豆まで、それぞれ異なる整肌成分を配合しており、ブレンドしている。
WWD:人気アイテムは?
ジョンソン:ベストセラーの「オリジナル コーヒー スクラブ」は累計販売個数100万個を突破し、「フランク ボディー」の製品は27秒に一つ売れている計算になる。今年はセフォラ(SEPHORA)やウルタ(ULTA)、ブルーミングデールズ(BLOOMINGDALES)、「アーバン アウトフィッターズ(URBAN OUTFITTERS)」など大きく販路を拡大した。日本は市場の様子を見ながら上陸を検討している。