今春に行われた2017-18年秋冬シーズンのウィメンズ展示会で多くのブランドやショップが一押しとして打ち出していたのが、「チェック」柄だ。シーズン到来――。「チェック」は期待通りの動きを見せている。
「ハリスツイードのシリーズはベーシックカラーのチェックでトラッドな印象が好評だった」(ビームス ボーイ(BEAMS BOY))、「爆発的に反応がよかったのがボトムス。パンツ、スカート、サロペットなど“売れ筋”となる商品が多かった」(ジャーナルスタンダード レリューム(JOURNAL STANDARD RELUME))、「英国調のグレンチェックはジャケットやパンツを中心に大変好評」(「アストラット(ASTRAET)」)とはセレクトショップの声。
さらにアパレルブランドでも、「グレンチェックやウィンドーペーンでパンツが、シャドーチェックでダウンジャケットが人気」(「ジョルジュ・レッシュ(GEORGES RECH)」)、「チェック柄で、フリルやジップ使いのアイテムが好調な動き」(「タラジャーモン(TARA JARMON)」)、「グレンチェックのフレアスカートやワイドパンツ、マッキン付きチェックワイドパンツなどチェック柄はアイテムを問わず好調だった」(「インデックス(INDEX)」)、「グレンチェックのボトムスがテーパードからワイドまで幅広く好評」(「ニコアンド(NIKO AND…)」)と、グレンチェックを中心に活発な動きだ。また、靴でも「季初投入は少なかったが想定よりも動きがよく、後半に向けて投入を増やし反応がよかった」(オデット エ オディール(ODETTE E ODILE))という。
さらに、「チェック柄は非常に人気で、売れ続けている。グレンチェックのボトムスは立ち上がりから売れ筋に。チェックのテーラードパンツはスタッフの着用数も多く、スタイリストやモデルからもオーダーが多かった商品。この秋冬のブームが春も継続しそうなので、カラーを明るく変化させたり、ギンガムチェックに変えたりしたものを充実させる」(「ルージュヴィフ(ROUGE VIF)」)というブランドも多く、春夏シーズンもチェックは要チェック!