「カナダグース(CANADA GOOSE)」の北米大陸のスポークスマンが、ブランドのホームページをチェックし、特にeコマースサイトが正規代理店かどうかを見極めた上で購入してほしいとの声明を発表した。ブランドによると、「カナダグースのHPは、ECサイトが正規代理店か否かを教えるURLサーチツールを搭載。商品が確認できれば、腕のロゴパッチをチェックしてほしいとしている。偽物はスペルが違ったり、貼り付け方がおろそかだったりが多い。日本のHPにも、正規代理店を伝えるストアロケーターが搭載されている。
また、フードのファーも見極めのポイントという。ブランドは、「本物のファーはボリュームたっぷりで贅沢に見える。厳しい環境から顔を守るための機能でもある」とコメント。これに対し偽物は、ファーの毛量が不十分だったり、ねじれていたり、時には汚れていたりするようだ。ファーはコヨーテを用いているが、偽物にはゴワつきがちなラクーンも多い。ラベルのホログラムもチェックポイントだ。
競合の「モンクレール(MONCLER)」はすでにブランドを保護するための専用部署を設けており、消費者に偽物の存在を伝えるホームページなどを手掛けている。