ビジネス

ニセモノにご用心!! 「カナダグース」が注意喚起声明

 「カナダグース(CANADA GOOSE)」の北米大陸のスポークスマンが、ブランドのホームページをチェックし、特にeコマースサイトが正規代理店かどうかを見極めた上で購入してほしいとの声明を発表した。ブランドによると、「カナダグースのHPは、ECサイトが正規代理店か否かを教えるURLサーチツールを搭載。商品が確認できれば、腕のロゴパッチをチェックしてほしいとしている。偽物はスペルが違ったり、貼り付け方がおろそかだったりが多い。日本のHPにも、正規代理店を伝えるストアロケーターが搭載されている。

 また、フードのファーも見極めのポイントという。ブランドは、「本物のファーはボリュームたっぷりで贅沢に見える。厳しい環境から顔を守るための機能でもある」とコメント。これに対し偽物は、ファーの毛量が不十分だったり、ねじれていたり、時には汚れていたりするようだ。ファーはコヨーテを用いているが、偽物にはゴワつきがちなラクーンも多い。ラベルのホログラムもチェックポイントだ。

 競合の「モンクレール(MONCLER)」はすでにブランドを保護するための専用部署を設けており、消費者に偽物の存在を伝えるホームページなどを手掛けている。

CANADA GOOSE x ビジネスの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。