近く退任することが明らかになった米高級百貨店ニーマン マーカス グループ(NEIMAN MARCUS GROUP以下、NMG)のカレン・カッツ(Karen Katz)社長兼最高経営責任者(CEO)の後任に、ジェフロイ・ヴァン・ラムドンク(Geoffroy van Raemdonck)が就任することが判明した。
ヴァン・ラムドンクは直近までラルフ ローレン(RALPH LAUREN)の中東・欧州・アフリカ地域グループ・プレジデント兼グローバル・トラベルリテール部門グループ・プレジデントを務めた人物。また、それ以前はセント ジョン(ST. JOHN)のCEOやルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)の要職に就いていた。
カッツ社長兼CEOは2月12日付で退任するが、その後も取締役として経営に携わる。退任のニュースは1月4日に「ウォール・ストリート・ジャーナル(WALL STREET JOURNAL)」で報じられたが、その際は同社からコメントは得られなかった。カッツ社長兼CEOは1985年に同グループに参加。以降、同グループで32年間ものキャリアを積んだ人物だ。