ファッション

ロンドンメンズが開幕 トップを飾ったのは「サリバン」

 2018-19年秋冬シーズンのロンドン・メンズ・コレクションが1月6日に開幕した。メーン会場となるBFC ショースペースのトップバッターは「ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)」。“サイコパス”“サイコ キラー”をコンセプトに、米ドラマ「ツイン・ピークス」や映画「タクシードライバー」から着想した“人間の二面性”をコレクションで表現した。ベースとなるのは得意とするテーラード。そのメンズでは普遍的なスタイルに、肩を誇張したジャケットやハイウエストのワイドパンツなどでシルエットに強さを加えたり、デニムとレザーのパンツやウールとパテントのコートなど、異素材をハイブリッドしたりして、メリハリをつけた。

 またカウボーイの要素も取り入れており、ウエスタンブーツやスタッズベルト、ループタイなどウエスタン調のアイテムも多数登場。モノトーン中心のカラーリングにすることで、ウエスタンアイテムのインパクトをより際立たせた。ドイツのカルチャーから着想を得た前シーズン、前々シーズンに比べてストリートウエアの要素は削ぎ落とされ、よりブランドの強みであるテーラードが生きるシャープなスタイルへと変化を遂げた。

 ロンドンメンズでのランウエイショーは今回で3度目。ショーを重ねるごとに会場の賑わいも増し、若手主体のラインアップの中で徐々に独自の存在感を築き始めている。

関連タグの最新記事

ファッションの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。