ビジネス

ファンケルが店舗の契約社員制度廃止 美容部員約1000人を正社員雇用に

 ファンケルは4月1日から、店舗での契約社員の雇用区分を廃止する。全国204店舗で働く契約社員971人(2017年12月末時点)は全員、転居を伴う転勤がない“地域限定正社員”に切り替える。

 インバウンド消費などにより盛り上がりが続く化粧品業界だが、その一方で美容部員をはじめとした人材不足も懸念されている。同社店舗の契約社員スタッフは全体の約65%と半数以上を占めており、優秀な人材を確保するため処遇改善に至った。

 契約社員から地域限定正社員に切り替えることにより、雇用期間が無期になる他、賞与の支給ルールも平均1.9カ月分から同2.7カ月に変更。休日日数も現行の113日から120日に増加し、健康診断も年齢に応じて生活習慣病検診や人間ドッグが加わる。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

繊維商社特集 女性発の「働き方改革」

7月1日号は、毎年恒例の「繊維商社特集」です。13年続く長寿企画で、今回のテーマは「女性発 働き方改革」です。かつては「24時間戦えますか?」に代表されるモーレツ会社員の象徴で、総合職・営業職の大半は男性でした。それがこの数年、総合職の新卒採用で半分以上を女性が占めることも珍しくなくなり、かつての「男社会」は変わりつつあります。一方で、出張の多さや膨大な業務量などの激務は以前と変わらず、子育てと仕…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。