森川拓野の「ターク(TAAKK)」がニューヨーク・ファッション・ウイーク(以下、NYFW)に初参加する。6ブランド合同でのイベント「New York Men’s Day」内で、2月5日にプレゼンテーション形式で2018-19年秋冬のコレクションを発表予定だ。
同イベントに参加するのは「ターク」の他、ニューヨーク発の「ディセンダント オブ シーブス(DESCENDANT OF THIEVES)」「クラマー&スタウト(KRAMMER & STOUDT)」「ライフ イン パーフェクト ディスオーダー(LIFE IN PERFECT DISORDER)」「プライベート ポリシー(PRIVATE POLICY)」、シアトルと東京を拠点にする「メイデン ノアール(MAIDEN NOIR)」の日米の6ブランド。今季のNYFWは、メンズとウィメンズのファッション・ウイークを合体し、2月5~14日の10日間で開催されるが、「ターク」はNYFW初日にメンズウエアを発表する予定だ。
「ターク」は現在、東京の他、パリとニューヨークで展示会を開催している。海外の取り扱いは、パリのレクレルール(L'ECLAIREUR)やカリフォルニアのアメリカンラグシー(AMERICAN RAG CIE)など3店舗。国内では西武渋谷店やビーセカンド(B’2nd)など約20アカウントでの取り扱いがある。18年春夏にはマレーシアのクアラルンプール・ファッション・ウイークにゲストデザイナーとして招へいされ、ランウエイショーを行った。
森川デザイナーは文化服装学院卒業後、「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」のメンズ、ウィメンズのデザインチームで経験を積んだ後、30歳で独立し、自身のブランドを設立した。13年には「東京新人デザイナー大賞」を受賞。17年には「東京ファッションアワード」に選出され、17年春夏コレクションのショーを「アマゾン ファッション ウィーク東京(Amazon Fashion Week TOKYO)」期間中に披露した。