「ナイキ(NIKE)」は、ウィメンズ・スニーカーコレクション「ザ ワン リイマジンド(THE 1 REIMAGINED)」を2月7日に発売する。コレクションは「ナイキ」のアイコンスニーカー“エア フォース 1(AIR FORCE 1)”と“エア ジョーダン 1(AIR JORDAN 1)”を、「ナイキ」のデザイナー10人、マテリアルデザイナー2人、カラーデザイナー2人の計14人の女性が再解釈した10足がそろう。
デザインチームの14人はロンドンに集められ、コンセプト作成に1週間、デザインに1週間、実装に1週間、サンプルを受け取るのに2週間と、普通同社の商品製作が10週間かかるところを5週間でやってのけたという。さまざまなタイプの女性が解釈したコレクションは、レザー、ベルベット、スエード素材を使用し、ニュートラルなトーンでまとまっている。価格は120〜160ドル(約1万5600〜2万800円)。
14人のうちの1人、ジョージーナ・ジェームズ(Georgina James)=シニア・フットウエア・クリエイティブ・ディレクターは「『ナイキ』にはさまざまなストーリーとDNAがあるが、2つのアイコンスニーカーを女性の視点でデザインしたことはなかった。消費者と近いところで製作した、トレンドに即した商品を女性に最速で届けたい」と語った。
エイミー・モンターニュ(Amy Montagne)「ナイキウィメン(NIKEWOMEN)」バイス・プレジデント兼ジェネラル・マネジャーは、今回コレクションで女性に焦点を当てた理由を「女性はこれまで以上に新しさと選択肢をこれまで以上に求めるようになっている。『ザ・ワン・リイマジンド』はそんな女性たちとコミュニケーションを取るプロジェクトの一つ」と説明した。
なお、「ナイキ」は17年にも「オフ-ホワイト ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」を手掛けるヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)とコラボし、「ナイキ」のアイコンスニーカーを再構築した10足のスニーカーコレクション「ザ・テン(THE TEN)」を発売している。