ファッション

「ノア」から反ナチス同盟の“Love Music, Hate Racism”に着想を得たコレクションが登場

 2015年まで「シュプリーム(SUPREME)」でデザイン・ディレクターを務めていたブレンドン・バベンジン(Brendon Babenzien)が手掛ける「ノア(NOAH)」から、反ナチス同盟(Anti-Nazi League)が掲げる“Love Music, Hate Racism(人種差別を嫌い、音楽を愛す)”に着想を得たコレクションが登場した。フーディー(1万8500円)とロンT(7000円)をそろえ、どちらも反ナチス同盟を象徴する矢と“NOAH”の文字が前身頃に、“Anti Nazi League”の文字がスリーブにあしらわれている。カラー展開はフーディーがレッドとグレー、ロンTがホワイトとイエロー。

 ブレンドン・バベンジンは、環境問題や人種差別などの社会情勢に向き合う人物として知られ、ブランドのインスタグラムにはこれまで、製造コストと生産地を公開するチャートや、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領政権の「ほぼ全ての沖合で石油・ガスの掘削を許可する方針」へ批判する文章などが投稿されている。

 なお、ブランドの公式サイトには、反ナチス同盟と今回のコレクションに対する思いが綴られた記事と写真、映像がアップされている。

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