化粧品をアップデートしたけれど望む仕上がりにならないと悩む人は多いだろう。イガリシノブ・メイクアップアーティストがプロデュースする新コスメブランド「フーミー(WHOMEE)」の発表会で行われたメイクアップライブイベントでは、その悩みを解決するポイントをレクチャーした。商品は全て同ブランド。
ポイント1:ベースメイクは手で内側に抑える
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イガリ・メイクアップアーティストのメイクは手で塗るのが特徴。ベースカラーも手の甲に出し、そこから指先で肌にのせていく。こめかみ周りは美人に見えるポイントだそうで、特に皮膚感を重視して塗る。ベースのポイントは「全体に伸ばして押さえ込むだけですが、押さえ込むときは、外側に押すとシワを作ってしまうので内側に押さえ込むこと」だという。また、唇の周りに色むらがあるとリップカラーにも影響するので、指先を使ってベースカラーをしっかり塗り込むこともポイント。
ポイント2:ベースメイクの次は、まずリップメイク
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ベースメイクが仕上がると、次に塗るのはリップカラーだという。「メイクは色の引っ張り合い。まず、一番中心になる色を塗って、顔の色味を見ます」。リップスティックで直に唇へ塗るのだが、ポイントは「横にグリグリ塗らず、ぐっと中へ押し込むように塗ること。絵を描く時って縦に線を入れると立体的に見えたりしますよね?そのイメージです」と縦塗りを勧める。また、唇の周りの皮膚も縦ジワなので、ベースメイクも縦塗りに。リップブラシは寝かさず立てて使う。
ポイント3:外国人顔は“鼻根ハイライト”で作れる
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外国人は鼻根(鼻筋の一番落ち込んだ部分)が立っていると気づいたイガリ・メイクアップアーティストは「鼻根を立てたら外国人のような見た目になるのでは」と考えたそう。同ブランドの「ハイライトパウダー」(1800円)は肌なじみの良い黄色味があり、鼻根や目の下、こめかみなど場所を問わず使うことができる。このパウダーを手でTラインから鼻のくぼみまで入れていく。鼻筋に限らず、肌のツヤは美人に見える大事なポイントだと力説する。
ポイント4:パウダーは手で塗って均一に
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イガリ・メイクアップアーティストは仕上げのフェイスパウダーも手で塗ることを勧めている。「パフを使う人が多いが、パフの上で粉がまだらになり、そのまま肌につけて肌までまだらになってしまうことがある」と問題点を指摘。手のひらに「フェイスパウダー」(1800円)を出し、こすりあわせるように手に広げたら再び肌の内側へ押し込むように塗る。仕上げにもう一度リップを重ねて完成。今回は使用しなかったが「マルチオイルミスト」(1800円)を仕上げに使うとみずみずしいツヤ肌を演出できる。