「ディオール(DIOR)」は初のアイウエア専門店をパリのモンテーニュ通りにオープンした。「ディオール」の旗艦店の隣に位置するコンパクトな店内は、太陽のモチーフをベースにした明るくモダンな空間に仕上がっている。「ディオール」と「ディオール オム(DIOR HOMME)」のアイウエアにはコスメや、メガネを保管するレザーポーチやロゴ入りのトランクをそろえる。経験豊富なメガネ技師チームが顧客一人一人に合わせて視力検査をし、ぴったりのレンズを見つけてくれるという。店舗限定アイテムや、過去のアーカイブからビンテージのアイウエアも用意する。
「ディオール」と「ディオール オム」のアイウエア事業は、伊の大手アイウエア企業サフィロ(SAFILO)が手掛けているが、2020年12月31日に契約終了予定だ。「ディオール」と「ディオール オム」のファッションやビューティ事業を手掛けるLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)は傘下ブランドのアイウエア事業を直轄すべく、伊大手アイウエアメーカーのマルコリン(MARCOLIN)と合弁会社ティリオス(THELIOS)を17年に設立している。