森ビルと猪子寿之が代表を務めるアーティスト集団、チームラボ(TEAMLAB)は共同で、お台場・パレットタウンに本格的デジタルアートミュージアム「モリ ビルディング デジタル アート ミュージアム:チームラボ ボーダレス(MORI BUILDING DIGITAL ART MUSEUM:TEAMLAB BORDERLESS)」を開業する。開業時期は2018年夏を予定。施設面積約1万平方メートルのスケール感と多様な空間構成が特徴で、チームラボにとって東京初の常設展示場となる。
名称の“ボーダレス”には、“作品と作品”“作品と鑑賞”“自己と他者”の境界をなくし、鑑賞者も作品の一部となって溶け込んでいくという思いを込めた。本施設を通じて、既存の価値観や社会的枠組みを考え直すきっかけを提供していく。
森ビルは世界の人々を惹きつける磁力ある都市を実現するためには“文化・芸術”が不可欠であると考え、都市の中に文化施設を組み込み、さまざまな文化・交流活動を発信してきた。チームラボとタッグを組み、東京オリンピック・パラリンピックが開催される20年とその先に向けて国際都市・東京の磁力向上を目指す。
なお、すでに公式サイトは公開されており、料金や営業時間など詳細は後日発表する予定だ。
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