「ロレアルプロフェッショナル(L’OREAL PROFESSIONEL)」は自社アプリ「スタイル マイ ヘアー」で、AR(拡張現実)技術を用いてバーチャルにヘアカラーを試せるサービスをスタートした。
同サービスは、デバイスのカメラを使用して画面上でヘアカラーのシュミレーションができるものだ。同技術を開発したモディフェイス(MODIFACE)のパルハム・アーラビ(Parham Aarabi)最高経営責任者は「過去10年でわれわれはビューティ市場で活用できる、限りなく現実に近いAR技術の開発を進めてきた。今回のサービスは頭の形や元の髪の色、さらに髪のテクスチャーまでを分析する。それらのデータに基づいてカラーの映え方などを忠実に再現している」と語った。このサービスは美容師にとっても、より的確なコンサルテーションを可能にする。
モディフェイスは他にもARの鏡やセフォラ(SEPHORA)のアプリでバーチャルでメイクアップを試せるサービス、「ベネフィット(BENEFIT)」とアイブロウのシュミレーションサービス、「M・A・C」とARビデオ技術を開発した。