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H&Mが外部ブランドも取り扱うオフ・プライス業態のECモールを開始

 H&Mはグループ傘下のブランドと、外部のブランドを共に扱う、メンズ、ウィメンズ向けのオフ・プライスのマーケットプレイス「ア・ファンド(AFOUND)」を今年スタートする。オムニチャネル型で、ECモールと実店舗を展開する。デジタルストアは本拠地スウェーデンでスタートし、同時にリアル店舗1号店はストックホルムで一番の目抜き通り、ドロットニングガータンにオープンする予定だ。

 H&Mはこの業態を、“スタイル&ハンティング天国”と呼んでおり、オフプライスの魅力的な価格の商品を厳選して扱うという。「ア・ファンド」向けのスペシャル商品も投入する予定だ。「私たちは『ア・ファンド』に大きなポテンシャルを感じている。商品そのもののバリューと、商品をミックスして提案することの価値に重きを置いている。パーソナルなスタイルのインスピレーションや、クオリティレベルを保つことで、良い買い物ができたというオフ・プライスでの新しい購買体験を提供することができると思う」とフレドリック・スヴァルトリング(Fredrik Svartling)マネジング・ディレクターはコメントしている。

 H&Mグループ傘下のブランドには現在、「H&M」「コス(COS)」「モンキ(MONKI)」「ウィークデイ(WEEKDAY)」「チープマンデー(CHEAP MONDAY)」「アンドアザーストーリーズ(& OTHER STORYS)」「アーケット(ARKET)」がある。なお、「H&M」にはビューティラインとホームファッションラインなども展開している。

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