ファッション

“裸より心地よい下着とアパレル” 「ベースレンジ」が世界初の路面店で日本上陸

 フランスのファッションブランド「ベースレンジ(BASERANGE)」が日本法人のベースレンジジャパンを設立し、日本に本格上陸する。4月には東京・神宮前に路面店をオープンする。直営の路面店は世界初。

 同ブランドは肌触りのいい生地で動きやすく無駄のないデザインのアンダーウエアとウィメンズアパレルを展開しており、世界中にファンを抱えている。アンダーウエアは全てノンワイヤー。カップサイズではなくXS、S、M 、Lの4サイズから選ぶ。アンダーバストをゴムにしたことで胸をしっかりとホールドしつつ着苦しさを感じさせない設計になっており、マタニティーでも使用できる。原料に竹を用いた素材は、とろけるように柔らかく肌なじみがよいだけでなく消臭効果もそなえる。

 デザインだけでなく生産過程にもこだわりを持ち、サステイナビリティーを重視している。天然素材を使用するのはもちろん、製造を任せる工場は小規模の家族経営である他、輸送の時間やエネルギーまで考慮している。過剰生産はせず、セールを終えても残った商品は、すべて恵まれない子どもに寄付するという徹底ぶりだ。また、コレクションのルック画像はすべて無加工でナチュラルにこだわっている。

 これまではショップへの卸しの形で日本でも展開していたが、東京の店舗はデザイナーがいちから空間を作り上げ、ブランドの世界観を反映した。日本ではシーズナルコレクションを扱うショップはあったが、レギュラーコレクションは直営店で初登場。アンダーウエアやTシャツ、靴下、スエット、オーバーオールなどのアイテムをフルサイズで取りそろえる他、欠品時は取寄せ対応も行う。

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