ファッション

究極の部屋着ブランド「ルーム」デビュー

 ルームウエアブランド「ルーム(L(R)OOM)」が2月1日にデビューした。コンセプトは、“この街のどんな場所だって、オレの部屋の一部に過ぎない”。原竜二「ルーム」ディレクターは、「スタイリッシュな部屋着のまま、レストランでもバーでも出掛けよう」と呼びかけ、「オレが出掛けた場所がオレの部屋になる!」と豪語する。

 ブランドを立ち上げたきっかけについて、「着飾ることに疲れてしまったオトナに向けて、これ1枚でどこにでも行ける服を提案したかった。例えば深夜に部屋でまったりしていて、急な呼び出しがあっても『ルーム』ならそのまま出掛けられる」と語る。

 本水牛の角から削り出したボタンや、シルク100%の総柄ジャカード生地は共にオリジナルで、特に後者は、随所にハートを編み立てる遊び心ものぞかせる。メード・イン・ジャパンにこだわり、ファーストコレクションは開襟シャツやショートパンツなど全5アイテムを発表した。価格は2万4000~4万9000円で、「ルーム」公式サイトで販売している。

 いずれのアイテムも、シルクならではの滑らかさと上品な光沢、編み地によるストレッチ性があり、原ディレクターは「シルクは“呼吸する繊維”と呼ばれ、肌抵抗が少ない。自宅にいるときのリラックス感をまとったまま出掛けてほしい」という。さらに「今後はセレクトショップや百貨店への卸に加え、高級車ディーラー店舗でのポップアップイベントなどでお披露目したい」と続けた。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。