ファッション

イオンが「ローラ アシュレイ」事業を終了 国内108店を閉鎖

 イオンは、英国のインテリア、アパレルブランド「ローラ アシュレイ(LAURA ASHLEY)」を販売するローラ アシュレイジャパン(東京、前川浩司・社長)の事業を終了する。英ローラ アシュレイ社とのライセンス契約が今年9月17日で満了するのを受けて、契約を終えることで合意した。イオンは2017年からグループをあげての不採算・低収益事業の統廃合を進めており、事業継続は困難と判断した。

 ローラ アシュレイジャパンは1986年にジャスコ(当時)と英ローラ アシュレイ社の合弁で設立された。現在はイオン72.4%、英ローラ アシュレイ社26.8%、その他0.8%の資本構成で、国内108店舗、台湾12店舗、香港4店舗を運営する。国内では百貨店やイオンモールなどに広く店舗を構え、東京の原宿クエスト2階には旗艦店の表参道店を構えている。ホームファニシング、家具、婦人服まで幅広い商品をそろえており、特に英国らしい美しい花柄のファブリック製品が人気だった。17年2月期の売上高は117億円だった。

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