「トム フォード(TOM FORD)」は2月6日(現地時間)、ニューヨークで2018-19年秋冬メンズ・コレクションを発表し、始動を宣言していた時計とアンダーウエアをお披露目した。時計は3月、アンダーウエアは6月に発売予定だ。
時計は、トム・カーツォティス(Tom Kartsotis)=フォッシル(FOSSIL)創業者兼シャイノーラ(SHINOLA)創業者が手掛けるベッドロック マニュファクチャリング コー(BEDROCK MANUFACTURING CO.)と提携して生産。価格は3000〜1万ドル(約32万7000〜109万円)で、ストラップが付け替え可能なユニセックスのスクエアタイプだ。文字盤とケースの組み合わせは、全部で4種類。ステンレススチールからイエローゴールドまでを揃えた。スクエアタイプの時計からスタートすることについてトムは、「丸型の時計も持っているけれど、昔から『カルティエ(CARTIER)』の“タンク”を愛用するなど、長方形の時計には特別な感情を抱いてきた」とコメント。最初の時計は文字盤に“TOM FORD No.001”と銘打っており、「すでに丸型などの時計も開発している」という。
一方の下着は、イタリアのアパレル企業、アルビセッティ インターナショナル(ALBISETTI INTERNATIONAL)とのライセンス契約によるもの。ランウエイに登場したモデルが履くのは、トムらしいアニマル柄やサテンなどのシャイニーな素材を多用したセクシーなトランクスとボクサータイプだ。こちらはまずメンズからスタートする。下着についてトムは、「5歳になる息子がいるから、裸でいるわけにはいかなくなったんだ(笑)」と冗談交じりに答えた。