愛媛県松山市の道後温泉で行われるアートの大祭「道後オンセナート 2018」が4月14日にスタートする。“アートにのぼせろ〜温泉アートエンターテイメント〜”をテーマに、20組のアーティストを選定。プレオープンの2017年9月から19年2月の閉幕までの18カ月間を通して、数多くの作品を町中に展示する。
参加するのは「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」ともコラボしたアーティストの大巻伸嗣をはじめ、写真家の浅田政志、松井智惠、石井七歩ら。また、特別作品として、三越伊勢丹やビームス(BEAMS)とコラボした浴衣も用意する。5月31日までは、道後温泉本館で蜷川実花の写真を用いたライトアップのインスタレーションも実施する。
新山富左衛門・道後オンセナート実行委員会委員長は、「初開催の14年以降、宿泊者数は増加し、女性客や海外からのアートファンも増えた。道後温泉で“アートにのぼせてもらえる”ようなイベントになるよう頑張っていきたい」と話す。 大西高史・松山市役所道後温泉活性化担当部長も「全国的にも例を見ない長期開催。夜も昼も楽しめるイベント。魅力あふれる作品で街を埋め尽くしたい」と意気込む。
「道後オンセナート」は道後温泉本館の改築120周年を祝し、14年にスタート。「道後オンセナート 2018」は18年4月の道後温泉本館改修オープンにあわせて、本格開催される予定だ。