モンクレール(MONCLER)は2月20日(現地時間)、2018-19年秋冬ミラノ・コレクションのトップバッターとして8人のデザイナー&クリエイターとのコラボレーションを中核とする新ブランド「モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)」を発表する。
8人のデザイナー&クリエイターは、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」を手掛けるピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)、ロンドンデザイナーのシモーン・ロシャ(Simone Rocha)とクレイグ・グリーン(Craig Green)、コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)で「ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA)」を手掛ける二宮啓、「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」の藤原ヒロシ、「パーム エンジェルス(PALM ANGELS)」のフランチェスコ・ラガッツィ(Francesco Ragazzi)、スタイリスト兼エディターのカール・テンプラー(Karl Templer)、それに「モンクレール グルノーブル(MONCLER GRENOBLE)」のデザインを担当してきたサンドロ・マンドリーノ(Sandro Mandrino)。“モンクレール ピエールパオロ ピッチョーリ”や“モンクレール ノワール”“モンクレール フラグメント”など、自身の名前やブランド名を冠したラインを始動するが、カール・テンプラーだけはモンクレールの創業年、1952年にちなんだ“モンクレール 1952”を立ち上げる。
今回のコラボレーションは、終了したばかりの「モンクレール ガム・ルージュ(MONCLER GAMME ROUGE)」や「同 ガム・ブルー(GAMME BLEU)」のように、1回限りではなく、継続的な取り組み。「モンクレール ジーニアス」は、毎月新しいコレクションを発表する。
「モンクレール ジーニアス」を通してメゾンが訴えるのは、多様性だ。「1つのメゾンに異なる8つのボイス」が同居するブランドを目指し、商品発売の際はブティックを「多様性」を軸とする新たな売り場に刷新。多種多様なポップアップストアを、世界各国で立ち上げる予定だ。