アシックス(ASICS)は米MLB「ロサンゼルス・エンゼルス(LosAngels Angels)」に所属する大谷翔平・選手とのアドバイザリースタッフ契約を発表した。大谷選手はアマチュア時代から同社の製品を使用し、プロ入り2年目の2014年シーズンから契約を開始していたが、渡米後も継続することとなった。用品のサポートや、大谷選手からの商品開発面でのアドバイス、広告起用を行う。
これまで日本で使用していたグラブはブラックやネイビーなどのシックな色だったが、新しい所属先のチームカラーのレッドに統一。イニシャルの“SO”と新しい背番号“17”をモチーフにしたロゴをバンド部に入れた。
スパイクシューズのデザインは“和”がコンセプト。アッパーには「集中力を高めながら自然体でプレーしてほしい」という思いを込め、日本庭園の枯山水をイメージした文様を描いた。ベロの部分にはグラブと同じイニシャルとロゴを入れている。カラーはレッドとブラックを用意した。このデザインのスパイクシューズを夏ごろに一般販売する予定だ。
大谷選手は今回の契約に関し「これまでもさまざまな要望に対応し、支えてくれたアシックスベースボールとともにメジャーリーグに挑戦できることを大変うれしく思っている。夢の舞台で、最高のパフォーマンスが発揮できるよう頑張る」とコメントした。